「-瓦礫を活かす-森の長城プロジェクト」参加!!

晴れ渡る6月9日宮城県岩沼市。
この海岸線で、瓦礫とタブノキ、シイの木などの常緑広葉樹の植樹により、自然の防潮堤を作ろうという壮大なプロジェクトが進行している。
「木を植えることは心に木を植えること 命を植えること そして、皆さんの明日を植えること」そう提言する宮脇昭横浜国立大学名誉教授の植樹方法を推進し進められているこのプロジェクトに、全国各地から4,000人以上のボランティアが詰めかけた。

6月30日から“RE:(再生)”をテーマにLIVEを予定している倉木麻衣もそのひとり。植樹計画を聞いて、ぜひ自分もいちボランティアとして参加したいと今回の参加を決意し、当日を迎えることとなった。

参加を知った当プロジェクト財団理事長細川護熙元首相からの挨拶後登壇した倉木は、「今日は希望の苗を植え、“RE:”プロジェクトにもつながる「Replant」を皆さんと一緒に進めていきたい。」と力強く語った。
また、被災された多くの方と大きな被害にあった岩沼の土地に鎮魂の気持ちも込めて、「chance for you」をアカペラで披露。
しんと静まり返る会場で響く澄み渡る歌声。そして、

「傷つくことを 恐れず今は 勇気を持って 
君を生きてみようよ 僕がいつでも そばでみてる chance for you」

という歌詞のひたむきなメッセージは、会場を大きな感動で包んだ。


開会式後は、軍手にスコップ、着ているキャンペーンTシャツを泥だらけにしながら植樹に参加。苗を水に浸した後ひとつひとつ穴を堀り丁寧に埋め、藁を敷き詰めていき、木と木の間をロープで固定する…という一連の作業を、真剣な眼差しで取り組んでいった。


昨日6月9日は、植樹と共に防波堤の役割になる瓦礫を再生利用して作られた「希望の丘」の第一号が完成した記念すべき日。
その記念碑の前で、「未来に希望をつなげるアクションを具体的にしていきたい。こういったアクションと気持ちを次世代にも伝えていきたい」と語った倉木。

30日から行われるライブも最終日の仙台公演に向けて、こうしたメッセージを伝え続けていくだろう。

森の長城プロジェクト~ガレキを活かす~

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